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傭兵私見
2007-04-30-Mon  CATEGORY: 未分類
さらに傭兵です。


古代型専制国家をのぞき、王権が未発達の社会では、軍の中核をになうのは傭兵です。

常備軍を持ち得ないからです。


必要なときだけ金を払って雇ったほうが、常備軍を維持しているより、はるかに安上がりにつきます。


ですから、書こうとしている作品が、封建社会(貴族・豪族の力が強く、民衆が弱く、王権も弱い)を舞台としているのならば、傭兵集団の存在は欠くことができません。むしろ、積極的にとりいれたほうが、ストーリーが重層的になると思います。


また、近代国家(王権と民衆の力が強大。貴族は凋落の一途)が舞台ならば、今度は志願兵という形で、常備軍とはちがった軍が存在します。


民衆の力が増す=民衆のなかに国家への帰属意識が生まれる=国家防衛の観念が生まれる。


こうした等式が成り立ちますので。


ちなみに、古代ローマでは、当初、奴隷や異民族は兵士になれませんでした。兵士になれるのは市民だけ。従軍することが、市民のプライドでもあったわけです。


現代では、スイスがこれに近いですね。国民皆兵制ですから。


傭兵を主人公する利点は、なんといっても、戦闘シーン(これがファンタジー小説の華、と言う作家もいます)に無理なく主人公を立たせることができるということですね。


傭兵は戦ってなんぼの職業です。常に戦闘はついてまわります。


これが、一国の王子や貴族の息子だったりすると、なかなか前線に立つことはむずかしい。

男子は家系の存続を担っています。戦場で死なれてしまっては、えらいことです。たとえ本人が希望しても、まわりがそれを許さないでしょう。

まあ、逆に言えば、王子が戦場に立つという状況を作りあげられれば、それはそれでドラマチックなのですが。


傭兵が主人公の利点のもうひとつは、強さというものを、付与しやすいということです。


当たり前のことですが、弱い傭兵なんて存在しません。生き残っているということは、自分の命を守る程度の腕前はあるということです。


単に剣や槍が並外れて使える、というだけでなく、頭のよさも必要でしょう。生き残るために悪どいこともいとわない柔軟さも持っているはずです。


洋の東西の問わず、歴史上、支配者の血統が戦士としても強力だったという例はあまりありません。


イギリス、フランスの歴代王でも、軍略家として有能な者は何人もいますが、剣をとらせても強かったのは、シャレや冗談でなく、アーサー王くらいなものでしょう。


日本でも、信長、秀吉、家康などは剣の達人ではありませんでした。


支配者というのものは、あまりに腕が立つと、危険なことが多いですね。みずからの技倆に頼りすぎ、危機にみまわれたときも、それでもって突破しようとし、逃げ時を失ったりしますから。


足利義輝など、そのいい例です。


支配者というものは、大小問わず、逃げ上手なものでないと、生き長らえません。


ですから、王や王子で剣の達人という設定は、破滅的な作品を書くのでないかぎり、採用しないほうがよいと思います。




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