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ツンツン!ツンツンツン!
2006-05-02-Tue  CATEGORY: 未分類
リアリティ、という言葉を辞書で調べると「現実性」なんて意味が載ってます。

リアリティのない人間、というと、生活臭のない、存在そのものがどこかウソ臭い人を指したりします。

ストーリーにおけるリアリティは「現実性」とはちょっとちがいます。
世界設定にしろ、登場人物にしろ、真にあるかないかはどうだってよく、「ありそうだな」と思わせること。これがストーリーにおけるリアリティ。

「説得力」

これのことです。

ストーリーにはリアリティが必要で、そのリアリティが「現実性」という意味ならば、ほとんどのファンタジーやSFは成立しなくなってしまいます。


小説、マンガ、映画、テレビドラマなどのストーリーは、一部のものをのぞいて、作者の空想の産物です。この世のどこにも、現実には存在しないことばかりです。極論すれば、最初から最後まで、すべてウソです。

その、ありもしないことを、いかにもありそうに思わせる。そのために「リアリティ=説得力」が必要なわけですよ。

ひとつ例をあげてみます。

ファンタジーものでした。
ある国の青年王はとても優しい性格でした。彼の国は、隣国に侵攻され、いま交戦状態にあります。王は自分の兵士たちに戦場で戦っても、けっして敵兵を殺さないようにと命令を下していました。主人公の女の子は、王のその優しさに感動してしまいました。

これはれっきとしたプロといわれる人の作品です。K談社の○ィー○ズ○ートから発刊されていました。

少女小説ということで、主人公の恋の相手である青年王を優しさを強調しようと、こんな陳腐で噴飯ものの設定を作ってしまったんですね。

これぞまさに「リアリティ=説得力」がないの典型です。

もし、戦場で敵兵を殺さないとすれば、逆に殺される確率はとてつもなく高くなるわけです。何しろ、相手は殺す気でむかってきていますから。

となると、その青年王の国の兵士たちの戦死率はめちゃくちゃ高いということになります。あっという間に兵士が底を尽きてしまうでしょうね。

戦う駒である兵士がいなくなりゃ、戦争は負けです。青年王を待っているのは、あわれ断頭台の露と消える運命です。

「野戦において敵兵を殺さない」→「自国の滅亡」このプロセスは自明の理であり、それすらわからないようなぼんくらが、いかにして王位に就いていられるのか? ちょっとめはしの利く家臣なら足元をすくってやろうと考えるでしょう。

家臣たちにしたところで、王のアホウでエエカッコしいのヒューマニズムのために、国を損なわれては一大事。連名の上、退位を迫り、もっとまともな人物を登極させようとするはずです。

なんだか重箱の隅をつついてるみたいですか?

でも、編集者や「下読み」の人たちは、あなたの作品のアラを探すんです。
なぜって、まず落すために。一次選考とは、落すための審査です。上にあげることが目的の二次や最終選考とは、そこが大きくちがっているんです。

「ここ、おかしくない?」

という指摘をすると、えたりかしこしとばかりに、

「いや、そこはですね~」

と説明をしはじめる人がいます。かなりいます。
でも、言いたいんですよ。編集者や「下読み」の人には、そういういいわけ言えないんだよ、と。

自分の作品について口で説明しなきゃならないようなら、その勝負はもう負けです。


またまた長い! 続きは後ほど。




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