文才? 何ですぅぅ? 文章力? 要らないです。まったく要りません。
ネタゼロ・知識ゼロ・技術ゼロからのストーリー作り……
スポンサーサイト
-----------  CATEGORY: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ページトップへ
再開いたします
2006-12-04-Mon  CATEGORY: 未分類
[小説家になりたい。なろう。なれます


長らくの中断、失礼いたしました。

精神的な大ショックと、それにつづく体調不良。それが落ち着いたところで、PCが不調をきたしてしまい、こんなに間があいてしまいました。

楽しみにしてくださっていた方々には、深くおわびいたします。


ええ、さっそく本題です。


「伏線」


でしたね。

前回(といっても、どえらく前ですが)、伏線のおおよその機能についてはお話しました。

で、今回は「おお、うまい」と言われる伏線の張り方についてです。

伏線というのは、一面、書き手から読み手への挑戦でもあります。

最後の最後までそれと気がつかせず、読み手に、


「ああ、そうだったのか! やられた」


と言わせれば、書き手の勝ち。これがきまったときの快感たるや、K-1のノックアウトに匹敵すると思います。

そのため、小説家、脚本家はあの手この手で伏線を張るわけです。


目立ちすぎず、あざとすぎず、控えめすぎず。


伏線をうまく張る技術は、一朝一夕では身につきません。繰り返しの習練こそが、炭をダイヤモンドに変えていくのです。

プロの物書きたちも、試行を重ね、錯誤にまみれた末に、会得した場合がほとんどです。

ですから、伏線の技術向上については、みなさん自身に努力してもらうしかありません。

ただ、二点、シロウトが犯しやすい失敗というものがあります。


まず、伏線を張ったはいいものの、それが物語のあとのほうで受けられていない。


たとえば、前回の新撰組で説明するなら、沖田総司が咳をするシーンを描いておきながら、結局、労咳にもならず、風邪でもなく、沖田は天寿を全うした、みたいなやつですよ。

こう書くと「たしかに、それはおかしい」と思われるでしょ?

しかし、多くの人が、いざ自分の作品になると、こういうミスをやってしまうんです。

伏線はかならずうしろで受けなければなりません。受けられないものは、伏線ではなく、そもそも、そんなエピソードや演出は必要ないもの、ということになります。

削ってしまいましょう。


そして、伏線を受けているのはいいのだけれど、すぐうしろで受けているもの。

やはり、沖田総司で説明しますと、咳をしていた次の日に労咳で死んでしまった、というやつですね。

これじゃ、感動も、だいご味も、蜂の頭もありゃしない。

伏線とその受けは、章をまたいだほうがいいんです。

理想は、読み手が忘れたころに、ザクッと「受け」を示すことですね。


ミステリー小説には、この「伏線と受け」がたくみなものが少なくありません。

もともとミステリー小説自体、伏線の集合体のようなものですからね。

さて、伏線についての名人芸を味わいたいのでしたら、ウィリアム・アイリッシュの作品、とくに短編をお読みになることをお勧めします。

とくに「消えた花嫁」は秀逸ですよ。


次回は……ええっと、内容、未定です。



FC2 Blog Ranking

ネタゼロ メールマガジン

ミクシィ


スポンサーサイト
ページトップへ  トラックバック0 コメント1
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
愛読させてもらっています
コメント小野妹子 | URL | 2006-12-06-Wed 11:53 [EDIT]
僕は今中学生で、今年から小説家を目指そうとしていました。
しかし小説を書いている友達は中学なので誰もおらず、困って携帯から探してみるとこのブログがありました。
分かりやすく丁寧で、ちょうど分からなくなっている所などが細かく説明してくださっていて参考になりました。
本当に感謝しています。これからもお体に気を付けて頑張ってください。
トラックバック
TB*URL
余白 Copyright © 2005 ネタゼロ・知識ゼロ・技術ゼロからのストーリー作り……. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。